【ドゥカティ スクランブラー SIXTY2 試乗】扱いやすさのなかにスポーティさがしっかり…青木タカオ

モーターサイクル 新型車
普通2輪免許で乗れ、軽快な走りが楽しめるDUCATI スクランブラー SIXTY2。
普通2輪免許で乗れ、軽快な走りが楽しめるDUCATI スクランブラー SIXTY2。 全 13 枚 拡大写真

普通2輪免許で乗れるドゥカティは、『モンスター400』以来じつに8年ぶり。排気量398ccの空冷L型2気筒エンジンを搭載する『スクランブラー SIXTY2』だ。

【画像全13枚】

見た感じ、803ccの兄貴分『スクランブラー』と車格的にもデザインもさほど変わらない。倒立フォークが正立式になっていたり、ブレーキキャリパーが4ピストンラジアルからシンプルな片押し2ピストンになっていてリアタイヤが1サイズ細いなどなど、ディテールに目を向けると弟分であることがわかるが、全体的にはクォリティが落ちて安っぽいというようなことはない。

エンジンも充分に力強く、排気量が半減してつまらないといったことはなく、過激だったスロットルレスポンスがマイルドになってビギナーにも扱いやすい。右手の操作にもたつくことなくトルクを発揮し、キビキビした走りが楽しめる。

ハンドリングも軽快でクセがない。下半身で車体をしっかりホールドすれば、ハンドルへの入力は無用。トレッドパターンだからといってタイヤのロードノイズが気になるわけでもないし、グリップに安定感がないわけでもなく、一般的なネイキッドスポーツのごとく、じつにスムーズにコーナーを駆け抜けていく。

扱いやすく、気負わずに乗れるイージーライドの楽しさが際立つキャラクターのなかにスポーティさもしっかりあって、さすがはレーシングスピリット宿るドゥカティのオートバイ。ビギナーはもちろん、上級者にもオススメしたい。

■5つ星評価
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★★
コンフォート:★★★
足着き:★★★★
オススメ度:★★★★★

青木タカオ|モーターサイクルジャーナリスト
バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。国内外のバイクカルチャーに精通しており、取材経験はアメリカやヨーロッパはもちろん、アフリカや東南アジアにまで及ぶ。自らのMXレース活動や豊富な海外ツーリングで得たノウハウをもとに、独自の視点でオートバイを解説。現在、多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『テラノ』復活、PHEVの本格SUV誕生へ!…次期パジェロと兄弟車か?
  2. スバル、熊本地震支援で義援金500万円と『フォレスター』貸与
  3. HKS、レクサス『GX550』用大口径スポーツマフラー「リーガマックス・トレイルマスター」発売
  4. 「これ市販車なんだよな…」トヨタの新型スーパーカー『GR GT』に再び脚光! 欧州公開で日本のファンも「乗ってみたい」と注目
  5. 世界最速のオープン、ブガッティ『W16ミストラル』が生産終了…99台の最終章を飾る特別モデルが完成
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 2107馬力のハイパーEV、リマック『ネヴェーラR』に「ファウンダーズエディション」…特別な顧客向けの10台は発表前に完売
  3. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  4. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
  5. 大和ハウスベンチャーズ、自動運転幹線輸送のT2に出資…レベル4実現へ
ランキングをもっと見る