DMP、豊通エレクトロニクスと車載カメラ用画像処理ソリューションを共同開発

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ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)は、GPUによる画像処理ソリューションとしてIPSL(Image Processing Shader Library)を、豊通エレクトロニクスと共同開発したと発表した。

IPSLは従来、専用LSI(ASIC)などを活用して実現していた画像処理を、汎用マイコンのGPUで高速に処理させるミドルウエアライブラリ。顧客は、IPSLを活用することにより、従来処理が重かった画像処理に対して、ASICやASSPのような専用プロセッサが不要となるため、コスト面のメリット、ソフトウエアソリューションの顧客ターゲット製品に対して最適化とカスタマイズが容易となる。

適用アプリケーションの用途は、車載カメラ、ヘッドマウントディスプレイ、プロジェクターなどの画像処理アプリケーションへの適用が可能。

今回、IPSLの製品化では、車載関連の半導体・ソフトウエアを開発・販売している豊通エレクトロニクスの車載品質の製品開発やビジネスノウハウと、DMPのGPUに対する技術ノウハウを融合、高品質なミドルウエアを実現した。

共同開発したIPSL製品は、2016年度に販売される量産車に搭載される予定。

《レスポンス編集部》

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