【レクサス LC 日本初公開】「すっきりと奥深い乗り味の実現を目指した」佐藤チーフエンジニア

自動車 ニューモデル 新型車
レクサスLC 日本披露会
レクサスLC 日本披露会 全 14 枚 拡大写真
レクサスは5月19日、新型ラグジュアリークーペ『LC』を都内で日本初公開した。チーフエンジニアを務める佐藤恒治氏は「キーワードを『より鋭く、より優雅に』と定め、すっきりと奥深い乗り味の実現を目指した」と語る。

なかでも「とくにこだわったのは操舵に対する素直な、そしてリニアな応答と、車の旋回中心と人の一体感」とした上で、「そのためにプラットフォームの前提をフロントミッドシップとし、従来に対してエンジンを後方に50mm下げて、車両の重心点とヒップポイントを近づけ、ヒール・ツー・ヒップポイントを200mmとすることでさらに低重心化を図った」と佐藤氏は説明。

さらに「『より鋭く、より優雅に』の実現のために、多くの軽量化に取り組んだ」という。

具体的には「『LFA』のDNAであるカーボン素材の積極的な採用やサスペンションタワーのアルミダイキャストの採用により、従来技術に対し約100kgの軽量化を実現した。またサスペンションはフロントにハイマウントダブルウィッシュボーンタイプのものを、リアにマルチリンク式のものを新開発した。ジオメトリーの工夫によるステア特性の向上と従来比35%にもおよぶ高剛性化を実現した」としている。

《小松哲也》

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