国交省、自動運転基準化研究所を設立…国際基準化にオールジャパンで対応

自動車 社会 行政
トヨタ 自動運転技術実験車両(資料画像)
トヨタ 自動運転技術実験車両(資料画像) 全 2 枚 拡大写真
国土交通省は、自動運転の国際基準化にオールジャパンで対応するため、官民からなる連携組織「自動運転基準化研究所」を5月24日に設立すると発表した。

自動運転技術の開発・実用化を促進するとともに、日本の自動車メーカーや部品メーカーが自動運転分野において国際競争力を確保するためには、官民一体となって国際基準化等の議論を主導する必要がある。このため、必要なデータを準備し十分に戦略を練った上で国際的な議論に臨めるよう、自動運転基準化研究所を設立する。

同研究所では、自動運転に関する国際基準策定の全体戦略を策定するとともに、国連自動車基準調和世界フォーラム(WP29)の議論への対処方針検討やそれに伴う基礎調査・研究、主要国政府、メーカー、研究機関との連携、働きかけ、国内外の自動運転を巡る状況に関するシンポジウム開催などの活動を統括。日本の自動運転技術を国際標準化とすることを目指していく。

研究所のメンバーは、国土交通省、経済産業省、自動車技術総合機構、日本自動車工業会、日本自動車部品工業会、自動車技術会、日本自動車研究所、自動車基準認証国際化研究センター(JASIC)、その他自動運転・基準の関係機関で構成する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る