ZMP、物体検出機能を搭載したステレオビジョンパッケージを発売

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左上:実際の画像(検出枠付き)、左下:視差画像(距離を色で表示)、右:物体検出結果(赤印)※画面は開発中のもの
左上:実際の画像(検出枠付き)、左下:視差画像(距離を色で表示)、右:物体検出結果(赤印)※画面は開発中のもの 全 1 枚 拡大写真

ZMPは5月25日、物体検出機能を搭載したステレオビジョンシステム「RoboVision2 物体検出パッケージ」の販売を開始した。

新製品は、ソニー製超高感度CMOSセンサを2個搭載したステレオビジョンシステム「RoboVision2」と新しい物体検出ライブラリおよびPCで構成する。従来の視差画像の出力に加え、新ライブラリを用いることで、検出した物体の大きさや物体位置の座標を平面図(トップビュー)にて表示可能。RoboVision2の取り付け角度、高さ情報をあらかじめ設定しておくことで、カメラを基点とした座標系で物体検出が可能となる。

RoboVision 2は、2015年の発売以来、自動車/部品メーカ、大学等研究教育機関で利用されているステレオビジョンシステム。新製品は、先進運転支援システム(ADAS)や自動運転車両で必要となる物体検知などセンシングシステムの研究開発に活用できる製品となっている。

価格(税別)はRoboVision2 物体検出パッケージが170万円、物体検出ライブラリのみが50万円。7月より出荷を開始する。

《纐纈敏也@DAYS》

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