フタバ産業、トヨタ自動車が出資比率引き上げ…ホットスタンプ加工ライン整備の資金調達

自動車 ビジネス 企業動向
フタバ産業(ウェブサイト)
フタバ産業(ウェブサイト) 全 1 枚 拡大写真

フタバ産業は、設備投資のための資金を調達するため、トヨタ自動車を引き受け先とする第三者割当増資を発行して約100億円を調達すると発表した。

フタバ産業は、燃費向上のための車体軽量化と乗員保護のための車両衝突安全性の両立を図るため、従来の冷間プレスでの成形が困難な高強度材のプレス加工手法として、ホットスタンプ加工ラインを新規導入するようトヨタ自動車から要請された。

技術的な差別化が図れることに加えて、トヨタとの取引基盤拡充が見込まれるため、要請に応じ、幸田工場と関係会社FIOオートモーティブカナダにホットスタンプ加工ラインを導入することにした。

工場の新・増設を含め、今後予定される2016年6月から2019年3月までの間の投資総額は約105億円で、このうち、約99億円を本第三者割当増資により調達することにした。

1株当たり512円で1953万1200株を発行してトヨタ自動車が全て引き受ける。

今回の第三者割当増資の発行で、トヨタ自動車のフタバ産業への出資比率は現在の12.25%から31.39%となり、フタバ産業はトヨタ自動車のその他関係会社となる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. 日産の新型SUV『テクトン』、写真公開…2026年発売へ
  3. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  4. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る