ジェイテクト、低トルク化・耐摩耗性能を向上したホイール用ボールハブユニットを開発

自動車 ビジネス 企業動向
低トルク・高耐摩耗性ボールハブユニット
低トルク・高耐摩耗性ボールハブユニット 全 2 枚 拡大写真

ジェイテクトは、軽自動車からSUVまでの幅広い車種向けに、従来よりも大幅な低トルク化を実現し燃費向上に貢献するとともに、寒冷地での車両輸送時の耐摩耗性能を大幅に向上したホイール用ボールハブユニット(HUB)を開発した。

新開発ハブユニットは、シール部に、独自開発の低粘度グリースを採用したほか、構成成分を最適化することで低トルク化を実現した。シール形状はダブルアキシャルシールを採用し、シール性と低トルク性の両立を図った。これらによって従来品と比べてトルク50%減を実現し、車両の4輪すべてに用いることで自動車の燃費を0.5%向上する。

また、軸受部グリースに低温環境に適した添加剤を使用したため、寒冷地での車両輸送時の耐摩耗性能を向上する。

量産開始は2017年1月から。ジェイテクトグループでは、日系自動車メーカーを中心にグローバルに新商品の拡販する。2020年に年間120億円の売上げを目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  3. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  4. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る