【ニュル24時間 2016】9号車メルセデスAMGがポールポジション、日本勢もクラス優勝ねらう

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ニュルブルクリンク24時間レース 2016
ニュルブルクリンク24時間レース 2016 全 8 枚 拡大写真

2016年のニュルブルクリンク24時間レースが26日に開幕。No.9ブラックファルコンのメルセデス-AMG GT3がポールポジションを獲得した。

現地時間の26日から27日にかけて2回の公式予選と上位30台だけで争われるトップ30予選で決勝グリッドが決められた。

予選1回目では、いきなり雨が降り出すなど波乱に見舞われたが、コンディションが回復した予選2回目でタイムを更新していった。その中でもFIA-GT3マシンが集うSP9クラスは、今季デビューした各メーカーの新型マシンが集結。ここ数年で新しい「FIA-GT3の戦い場」となってきたニュル24時間に、例年にない注目が集まっている。

予選2回目を終了した時点ではメルセデスのメルセデス-AMG GT3がトップ3を独占。そして上位30台のみで争われる「トップ30予選」ではNo.9ブラックファルコンのメルセデス-AMG GT3が8分14秒515でポールポジションを獲得した。2番手にはNo.18シューベルトモータースポーツのBMW M6 GT3が入り、好調メルセデス勢の間に割って入った。3番手にはNo.88ハリボーレーシングのメルセデス-AMG GT3が続いた。

日本勢ではミハエル・クルム/ルーカス・オルドネス/星野一樹/アレックス・バンコム組のNo.35GTアカデミーチームRJNが総合24番手につけた。

2年連続のクラス優勝を目指すNo.106スバルWRX STIはライバルのアウディTTに一歩及ばずSP3Tクラス2位(総合56位)。シェイクダウンテストでクラッシュするなど苦しいスタートとなったが、マシンを修復し満を持してニュルブルクリンクへ。まずは予選で好位置につけた。

TOYOTA GAZOO RACINGは今回3台体制でエントリー。No.36レクサスRC Fは総合38番手。今回はSP-PROクラスが1台だけなため、総合順位でどこまで上位に食い込めるかに注目だ。No.188レクサスRCはSP3Tクラス4位で総合81番手。No.326トヨタCH-R RacingはSP2Tクラス5位で総合148番手となった。

注目の決勝レースは日本時間の28日22時30分からスタートする。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る