初めてのカーオーディオ、プロに聞いた「本命プラン」

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三菱電機・ダイヤトーン サウンドナビ
三菱電機・ダイヤトーン サウンドナビ 全 1 枚 拡大写真

“初めてのカーオーディオプラン”のいろいろをご紹介している。ここまでは毎週テーマを絞ってお贈りしてきたが、今週は、取材したショップ両店に、もっともお薦めなものをズバリと挙げていただいた。それぞれ的を射た内容となっている。大いにご参考にしていただきたい。

■「サウンドを“コントロール”できるメリットを取る」 by “サウンドステージ”<香川県>

まずは、香川県の実力店、“サウンドステージ”の藤川さんにお訊きした話からご紹介していこう。

「当店では普段、“サウンドをコントロールできるようにすること”を優先したプランをお薦めしています。主には、2とおりのやり方があります。

1つは、純正ナビを交換できない人に向けたプランで、「アンプ内蔵の“DSP”を導入する」作戦です。ご予算は、工賃込みで約14万円です。取り付け時には、電源をバッテリーから直で引っ張る作業も行います。

とりあえずは、スピーカーはそのままで良いと思うんです。スピーカーが純正のままであっても、“DSP”を使ってサウンドを緻密にコントロールすることで、音像と音場をリアルに表現できるようになるんですね。その効果は想像以上に大きいんですよ。

クルマの中には、リスニングルームとして不利な要素がいくつかありますが、中でも、“左右のスピーカーから等距離の場所にリスニングポジションを取れない”ことの弊害は相当に大きいんですね。ステレオの理屈から言って致命的です。“DSP”の導入で、それを払拭することが可能になります。さらにはパワーアンプを追加するメリットも同時に得られますし、コストパフォーマンスは非常に高いです。後々、ハイエンドシステムの構築までを視野に入れるのであれば、発展性の高い“単体DSP”をお薦めしますが、そこまでのイメージを持たれない場合は、アンプ内蔵タイプで良いと思います。お買い得ですから」

続いて、もう1つの方法についてもお訊きした。

「今お使いのナビが交換可能ならば、『ダイヤトーン・サウンドナビ』に交換するプランをお薦めしています。これがもう1つの作戦です。『サウンドナビ』には、スタンダードモデルとプレミアムモデルがありますが、“プロショップ”で買われるならば、プレミアムモデルが絶対にお薦めです。サウンドチューニング能力が高いんです。みすみすこれを失う手はありません。本機の税抜価格が24万円ですので、初期投資額としては安くはないのですが、優秀なカーナビも同時に手にできますし、むしろリーズナブルなプランだと言えるのではないでしょうか。

このプランでも、とりあえずはスピーカーは純正のままでOKです。『サウンドナビ』の優秀なコントロール能力を活用することで、リアルな“サウンドステージ”を堪能していただけます。とにもかくにも、“コントロール能力”を得るメリットは大きいと考えています。お薦めです」

“カーオーディオ・プロショップ”には、“DSP”を的確に操れる技術がある。せっかく“プロショップ”を利用するのなら、それも利用すべきだ。その意味でも、サウンドをコントロールする作戦から入るというのはアリだ。

カーオーディオの音を今よりもっと良くしたいと考えている方は、お近くならばお気軽に“サウンドステージ”まで。そして“DSP”を活用して得られるリアルな音像と音場を、ぜひぜひ楽しみ尽くしていただきたい。

■「“音の出口”のコンディションを向上させるべし!」 by “カーオーディオスタジアム”<大阪府>

続いては、大阪府の有力ショップ、“カーオーディオスタジアム”の桑野さんにお訊きした話をご紹介していく。

「当店で初めてのカーオーディオプランとしてお薦めしているのは、“スピーカー交換”です。“DSP”を導入するメリットはとても大きく、後々はそれにもトライしていただきたいと思うのですが、その前にまず、音の出口のコンディションを整えて、サウンドの質感を上げておきたいと考えています。

例えば10万円のご予算ならば、3、4万円のスピーカーと、本格的なデッドニングとをセットにしてお薦めしています。このプランは、スピーカーを換えるというよりも、“スピーカーを作る”プランだと考えていただきたいですね。取り付けに手をかけることで、得られる満足度がより大きくなるんです。具体的には、インナーバッフルをワンオフし、ドア内部のサービスホールを埋め、さらにアウターパネル、インナーパネルの制振までを行っていきます」

取り付け技術が高いことも、“カーオーディオプロショップ”ならではのバリューだ。そこに予算をかけることで、大きな満足が得られるというわけなのだ。

桑野さんにはさらに、予算20万円のプランについてもお訊きしてみた。

「予算が20万円となっても、やはり“スピーカー交換”プランをお薦めしています。スピーカーには5、6万円のモデルを使い、10万円プランよりも“デッドニング”の内容をもう1ランク上げ、さらに各スピーカーを最適なコンディションで取り付けるプランをご提案することが多いです。

トゥイーターはAピラーやミラー裏に埋め込みます。そうすることで、位置と角度を最適化できますから、音質向上に効くんです。ミッドウーファーは“アウターバッフル”で取り付けます。音をダイレクトに車室内に届けられるようになるので、これも音質向上に大きく貢献するんですよ。

スピーカー代を上げて、取り付け方法はシンプルに仕上げるというプランも、もちろん選択可能ですが、どちらがお薦めかと訊かれたら、取り付けに予算を割く方法を押したいですね。単純に、そのほうが満足度が高いんですよ。音が良いのです。

なお当店では、アウターバッフル化する際には、後から別のスピーカーに換えることも考慮して、汎用性を持たせた取り付け方を実施しています。スピーカーを交換したくなったときでも、最初に施した加工を無駄にしたくないですから。

手をかけてスピーカーを取り付けておくことで、“DSP”や“パワーアンプ”を導入する環境が整います。ここから次のステップに進むと、それぞれを導入したときの感動もひとしおです。ご参考にしていただきたいですね」

このアプローチもまた、真なりだ。“DSP”導入も、“手をかけたスピーカー交換”も、どちらも効果が大きい。要は順序の問題だ。信頼できるショップとじっくりと相談して決めてほしい。どちらも効果が大きいことは確かなので、最後はご自分のお好みで決定していただきたい。

さて、“カーオーディオスタジアム”も、多くのユーザーに支持されている名店だ。任せて安心な“プロショップ”の1つであるので、良い音がほしいと思ったら、お気軽に同店の門を叩いてみよう。

“プロショップ”が薦める初めてのカーオーディオ。Part.8 「本命プラン」編

《太田祥三》

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