【レッドブル・エアレース 第3戦】意識的にオーバーGを避けてしまった…マルティン・ソンカ選手

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
第1戦、2戦と苦しんだマルティン・ソンカ選手。千葉では結果を出した。
第1戦、2戦と苦しんだマルティン・ソンカ選手。千葉では結果を出した。 全 6 枚 拡大写真

千葉大会で2位に入賞したのはチェコ出身のマルティン・ソンカ選手だ。第1戦のアブダビでは14位、第2戦のスピルバーグでは9位と苦しんだが、千葉では2位に食い込んできた。

「機体の性能は良好で、トレーニングでは良いタイムを出すことができるものの、本戦になると細かいミスがあり、結果を出すことができなかった。今日はラウンド・オブ・14から調子が良く、結果に結びつけることができた」とする。

実際、ファイナル4では第1から第6ゲートまでは室屋義秀選手のタイムを上回っていたが、ソンカ選手は「分析はまだ終わっていないが…」と前置きしつつ、「千葉は高速型のコースであり、美しいコースなのだが気を抜くとオーバーGになってしまいやすい。ファイナル4は良好なタイムで飛ぶことができていたが、最後のバーティカルターンにおいて意識的にオーバーGを避けてしまった」、「思いきって突っ込まなくてはならないことはわかっていたが、そこでオーバーGとなっていたならば今ここには別の選手が座っていただろう」とコメントしていた。

室屋選手とは本当に僅差であり、オーバーGを避けるために操縦桿をわずかに緩めたことが敗因となってしまったようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る