テスラCEO、つぶやきに株価が反応…新型EVの電池供給先巡り

エコカー EV
テスラ モデル3
テスラ モデル3 全 2 枚 拡大写真

米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズが発表した新型EV、『モデル3』。同車に搭載するバッテリー(二次電池)供給元を巡って、株式市場が敏感に反応している。

事の発端は、一部メディアの報道。「韓国のサムスンSDIが、テスラモーターズにモデル3用のバッテリーを供給する」と報じたのだ。

この報道に対して6月7日、テスラモーターズのイーロン・マスクCEOは、自身の公式Twitterを通じて反論。「報道は誤り。『モデルS』、『モデルX』同様、モデル3のバッテリーを共同開発するパートナーは、パナソニックだけ」とつぶやいた。

このマスクCEOのつぶやきに、敏感に反応したのが、株式市場。サムスンの株価はおよそ8%下落し、その一方で、パナソニックの株価はおよそ3%上昇する事態に。

テスラモデル3は、米国ベース価格3万5000ドル(約375万円)と、上級EVのモデルSの半額以下。3月31日の発表からおよそ半月で、先行予約37万件を獲得する人気となった。それだけに、モデル3へのバッテリー供給を巡る一連の動きに、投資家の期待と失望が交錯しているようだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る