【パイクスピーク16】ホンダ NSX 新型、2台が参戦へ

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アキュラ(ホンダ)NSX 新型のパイクスピークッ国際ヒルクライム参戦車両
アキュラ(ホンダ)NSX 新型のパイクスピークッ国際ヒルクライム参戦車両 全 8 枚 拡大写真

ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラは6月9日、新型『NSX』が米国で開催される「第100回パイクスピーク国際ヒルクライム」に参戦すると発表した。

パイクスピーク国際ヒルクライムは、米国コロラドスプリングスで、1916年から開催されており、世界で最も有名なヒルクライムレース。競技は全長20kmのコースを一気に駆け上がり、タイムを競う。標高はスタート地点が2800mで、ゴール地点が4300m。標高差1500m、コーナー数156、ゴール付近では標高の高さに起因する酸素不足により、パワーが約30%ダウンするという過酷なモータースポーツ。

6月26日に決勝レースが開催される今年のパイクスピーク国際ヒルクライムに、アキュラは2台の新型NSXを投入する計画。「タイムアタック1」および「タイムアタック2」クラスに参戦する。新型NSXにとっては、北米でのレースデビューの場となる。

タイムアタック1クラス用の新型NSXは、シャシーの軽量化や高効率のレーシングエグゾーストを装着するなどの変更を実施。タイムアタック2クラス用の新型NSXは、基本的に市販車状態で、レースに必要な安全装備が追加される。

2台の車両を開発するのは、ホンダの北米R&D部門のエンジニアチーム。ドライバーには、ホンダの北米パワートレイン開発部門のジェームズ・ロビンソン氏と、新型NSXの開発においてパフォーマンスを統括したエンジニア、ニック・ロビンソン氏が担当する。

《森脇稔》

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