JAXA、ISS「きぼう」日本実験棟から米国の超小型衛星の放出作業を完了

宇宙 テクノロジー
ISS「きぼう」日本実験棟
ISS「きぼう」日本実験棟 全 2 枚 拡大写真

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟の利用状況を公表した。

船外利用では、米国の超小型衛星(NRCSD#8)放出準備作業を5月27日に実施し、放出作業を5月30日から6月2日まで行い、放出後作業を6月3日に実施した。ExHAM#1サンプル交換準備作業を6月6日、7日に実施し、13日にも行う。サンプル交換作業は6月17日に行う予定。

船内利用では、宇宙環境における健康管理に向けた免疫・腸内環境の統合評価する「Multi Omics実験」の3回目と4回目のサンプル採取に向けた準備作業を5月28日から開始し、6月下旬頃まで行う予定。6月7日に3回目のサンプル採取を行った。

宇宙環境を利用した植物の重力応答反応機構と姿勢制御機構を解析する「Auxin Transport実験」のRun2を5月23日から27日まで実施した。Run3-1も5月30日から6月2日まで行った。Run3-2を6月6日から12日まで行う予定。

長期宇宙飛行時における心臓自律神経活動に関する研究「Biological Rhythms48実験」を5月30日から6月3日まで行った。5月30日にArmband Sense Wear2による計測、6月1日から携帯型ホルター心電計による計測を行った。

このほか、高プラントル数流体のマランゴニ振動流遷移における液柱界面の動的変形効果の実験的評価「Dynamic Surf実験」の3回目を6月12日から13日、16日から17日まで行う予定。

《レスポンス編集部》

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