米国の新興EVメーカー、元フェラーリ重役を役員に起用

自動車 ビジネス 企業動向
マルコ・マティアッチ氏
マルコ・マティアッチ氏 全 1 枚 拡大写真

米国のファラデー・フューチャー(Faraday Future)社は6月9日、元フェラーリの重役、マルコ・マティアッチ氏を役員に起用すると発表した。

ファラデー・フューチャー社は、米国カリフォルニア州ロサンゼルスに本拠を置く新興企業。米国ラスベガスで1月に開催されたCES16において、『FF ZERO1コンセプト』を初公開し、話題を集めた。

FF ZERO1コンセプトは、EVスポーツカーの未来形を提示した1台。EVパワートレインは、4個のモーターで構成。そのトータルパワーは、1000hp以上と驚異的。軽量なカーボンファイバー複合素材製ボディの効果もあり、0‐96km/h加速3秒以下、最高速320km/h以上のパフォーマンスを実現している。

マルコ・マティアッチ氏は2006-2010年、フェラーリのアジア太平洋部門の社長兼CEOを務めた人物。2010-2014年には、フェラーリの北米部門の社長兼CEOに。2014年4月、スクーデリアフェラーリのチーム代表に就任してワンシーズンで、フェラーリを去った。

ファラデー・フューチャーは今回、マルコ・マティアッチ氏を役員に起用すると発表。同氏がグローバル規模で、ブランド、マーケティング、広報、営業などを担当していく。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  4. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  5. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る