アウディ世界販売、6.7%増の16万台…Q7 は8割増 5月 

自動車 ビジネス 海外マーケット
新型アウディ Q7
新型アウディ Q7 全 4 枚 拡大写真

アウディのドイツ本社は6月9日、5月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、およそ16万4150台。前年同月比は6.7%増と、77か月連続で前年実績を上回った。

【画像全4枚】

市場別では、欧州が回復傾向。5月は7万6000台を売り上げ、前年同月比は9.7%増と、12か月連続で前年実績を上回った。このうち、地元ドイツは13.4%増の2万8031台と、17か月連続の前年実績超え。

英国は5月、1万4020台を売り上げ、前年同月比は2.8%増と、6か月連続で増加。スペインは20.2%増の4860台と、29か月連続で前年実績を上回る。イタリアは3.4%増の5520台と、17か月連続で増加。フランスは5232台を販売し、前年同月比は7.9%増と、12か月連続で増加した。

また、中国(香港を含む)は5万0002台で、前年同月比は5.5%増と、5か月連続で増加した。米国は1万8728台を販売。前年同月比は1.6%増と、65か月連続で前年実績を超えている。

車種別実績では、新型を投入した『Q7』が5月、およそ9050台を販売。前年同月比は79.6%増と、引き続き大きく伸びた。モデルチェンジした『A4』も、前年同月比16.2%増の約3万1000台と好調だった。

アウディの2015年世界新車販売は、過去最高だった2014年の記録を更新する180万3250台。前年比は3.6%増だった。2016年1‐5月は、前年同期比5.3%増の78万4250台。同社のDietmar Voggenreiter営業担当取締役は、「5月の販売結果が、新型車が市場から受け入れられていることを再び示した」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  5. 原付スポーツカーを受注生産!日本一周4万6000km走破の実力、ICOMAが提案する「おもちゃ箱」のようなモビリティ…ジャパンモビリティーショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る