静岡大学、ISS「きぼう」日本実験棟から放出する超小型衛星を開発…今夏以降に打ち上げ

宇宙 テクノロジー
静岡大学が開発した超小型衛星STARS-C
静岡大学が開発した超小型衛星STARS-C 全 1 枚 拡大写真

静岡大学は、静岡県で初となる超小型衛星STARS-Cを開発するととともに公開した。

衛星は静岡大学から提案し、2014年9月に国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」からの放出衛星に選定された。衛星は一辺10cmの正六面体の2つの衛星をテザーと呼ばれるケーブルで繋いだ構造で、将来の宇宙エレベーターなどにとって重要なテザー展開技術を宇宙で実証するもの。

衛星の開発は、同大学工学部機械工学科・山極芳樹教授、能見公博教授の研究室が中心となり、技術部学内の協力、高柳記念未来技術創造基金の援助、地元を中心とする企業・団体の協力を得て進めている。

今後、JAXAへの引き渡しを経て、今夏以降打ち上げる予定。また、超小型衛星STARS-Cについて愛称を公募する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る