【WRC 第6戦】VW、ラトバラ選手とオジェ選手がダブル表彰台を獲得

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WRC第6戦 ラリー・イタリア・サルディニア
WRC第6戦 ラリー・イタリア・サルディニア 全 15 枚 拡大写真

世界ラリー選手権(WRC)第6戦「ラリー・イタリア・サルディニア」が6月9日から12日に開催され、フォルクスワーゲン(VW)のヤリ-マティ・ラトバラ選手が2位、セバスチャン・オジェ選手が3位と、マニュファクチャラーチャンピオンシップのリードをさらに拡大した。

ラリー・イタリアの総走行距離は1290.37km、19か所のSS距離は322.82km。本格的な戦いのスタートとなった10日は9SSの構成。VW勢は、全クルーが上位スタートのハンディを負いながらも、力強いパフォーマンスで上位につけた。この日だけで首位が6度も入れ替わる激戦の主役のひとりはラトバラ選手。チームメイトがソフトタイヤを選択する一方で、ラトバラ選手はソフトとハードを組み合わせた。これが功を奏して、首位と11.1秒差の2番手で10日のレースを終えた。オジェ選手とミケルセン選手もそれぞれ3位、4位につけた。

ラリー・イタリア最長距離となる11日、前日2位のラトバラ選手は、この日も好調を維持し、首位と16.1秒差。ミケルセン選手はSS14で右サスペンションに大ダメージを受けてリタイアとなったが、代わりにオジェ選手が3位に上昇した。最終日12日は4SSの構成。両選手はともにリスクを犯さず、着実に走行。ラトバラ選手が2位、オジェ選手が3位でフィニッシュした。オジェ選手はドライバー部門、VWはマニュファクチャラー部門のリードを、それぞれ拡大することに成功した。

第7戦ラリー・ポーランドは、6月30日から7月3日、ミコライキを中心に開催される。

《纐纈敏也@DAYS》

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