【リコール】ヤマハ YZF-R3A など1万5000台、クラッチやオイルポンプに不具合

モーターサイクル 企業動向
ヤマハ YZF-R3A
ヤマハ YZF-R3A 全 4 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は6月14日、スポーツバイク『YZF-R3A』ほか4機種について、オイルポンプなどに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

【画像全4枚】

対象となるのは、『YZF-R3A』『MT320』『YZF-R25』『YZF-R25A』『MT250』の5車種で、2014年10月6日から2016年5月23日に製造された計1万5072台。不具合はオイルポンプ、クラッチプレッシャープレート、前輪ブレーキホースの3か所。

オイルポンプは、プランジャの設計が不適切なため、エンジン高回転時にオイルポンプ内の圧力調整ができないことがある。そのため、油圧が周期的に変動してオイルポンプを駆動させるギヤ(樹脂製)に過大な力が加わり、最悪の場合、ギヤが壊れ、エンジンが焼きつくおそれがある。改善措置として、全車両、オイルポンプを対策品と交換するとともに、アイドルギヤを新品と交換する。不具合は10件発生、事故は起きていない。

クラッチプレッシャープレートは、ベアリングの強度が不足しているため、クラッチ操作を繰り返すと、ベアリングが破損することがある。そのため、クラッチが切れず変速ができなくなり、走行不能となるおそれがある。改善措置として、全車両、クラッチのプレッシャープレートを対策品と交換する。不具合は28件発生、事故は起きていない。

前輪ブレーキホースは、ねじれて組みつけられたものがあるため、走行中にホースがラジエタと接触することがある。最悪の場合、ホースが損傷してブレーキ液が漏れ、制動力が低下するおそれがある。改善措置として、全車両、ブレーキホースの取りまわしを点検して、適切な場合、当該ホースを固定するクランプを追加する。不適切な場合、当該ホースを新品と交換するとともに、固定するクランプを追加する。不具合は3件発生、事故は起きていない。

オイルポンプとクラッチプレッシャープレートは市場からの、前輪ブレーキホースは社内からの情報により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

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