トヨタ車体、立松財団の2016年度研究助成対象を決定…38件に2400万円を支援

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ車体(Webサイト)
トヨタ車体(Webサイト) 全 1 枚 拡大写真

トヨタ車体は6月14日、立松財団の2016年度(第24回)研究助成対象を決定したと発表した。応募総数71件の中から助成対象として38件を選定。今回の助成総額は2400万円で、助成額の累計は5億3091万円となった。

同財団が助成するのは愛知県内の大学、工業高等専門学校、短期大学および研究機関が行う基礎工学分野の研究が対象となる。

今年度は、機械装置などで高額の費用を要する高度な研究を行う特別研究助成として「二次電池の化学反応を活用した冷凍デバイスの開発」など3件、一般研究助成では「臨床で得られる血管壁のかたさ情報から行う大動脈瘤の破裂予測」など14件、海外調査研究助成では、力覚ディスプレイに関する研究成果の発表ならびに情報調査など21件を助成する。

立松財団は、元トヨタ車体社長の故・立松巖氏が私財(累計20億円)を拠出、基礎工学に関する研究開発に対し助成を行うことで、科学技術の振興を図りたいとして1993年9月に設立。トヨタ車体は同財団から運営を委託され、事務局を社内に設置している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
  2. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る