【GARMIN ForeAthlete230J インプレ後編】定番アクティビティも検証!自分好みに楽しもう

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本日はトレールコースで1.07kmを14分13秒9で歩いた
本日はトレールコースで1.07kmを14分13秒9で歩いた 全 17 枚 拡大写真

ランニング用GPSウォッチのForeAthlete(フォアアスリート)シリーズから最新モデルとして登場した「ForeAthlete230J」。ランニング用なのだからそれ以外には使えないのか?今回はアウトドアの定番アクティビティであるサイクリングやヒッチハイク(?)などを検証。

◆サイクリングにも対応、レースでも使える高い性能

ForeAthlete230Jを手首に装着してアウトドアスポーツを開始しようとするとき、まずはプリインストールされたアクティビティからスポーツの種類を選択することになる。注目すべきなのはランのほかにバイクがあらかじめ設定されていることだ。中級グレードのGPSウォッチにおいては、新発売された230Jになって追加された項目だという。

スポーツのジャンルとしてはランニング、トレールランがこのForeAthlete230Jが搭載する機能を最も活用できる。歩数計測もできるので健康維持・増進を目的とした積極的なウォーキングにもメリットがある。それだけでなくレジャーとしてのサイクリング、もう少しレベルの高い自転車レースでも使えるのが最新モデルの魅力だ。サイクリングシーンでの使用をあらかじめ想定して作られているのである。

サイクリングしたコース、距離、所要時間、時速、平均速度、最高速など一般的なサイクルコンピューターで計測されるデータが取得できる。走行中は手首にある画面が見づらいので、ガーミンのサイクルコンピューター「Edgeシリーズ」にデータ転送するなど工夫すると格段に使い勝手がよくなる。

別売されるサイクリング用の付属機器にも230Jになってから対応するようになり、機能性を拡張できる。時速などを計測するスピードセンサー、1分間のペダル回転数を計測するケイデンスセンサーを自転車に装着することによって、ガジェットに走行中の数値が表示されたり、データとして集積できたりする。

イヤホンを装着したトレーニングを行った際に、ペアリングしたスマートフォンが現在のペースや心拍数(別売の心拍センサーが必要)を音声ガイダンスで知らせる新しいスマホ連携機能、オーディオアラートも使用できるが、これはランニング時のみの使用にとどめたい。各都道府県の条例で、イヤホンによって外の音が聞きにくい状態で自転車に乗ることは禁止されているからだ。

◆思いがけないヒッチハイク、ForeAthlete230Jはどう判断?

今回は北陸の加賀温泉郷に持ち込んでインプレしてみたが、思いがけない検証もできた。GPSをオンにして舗装路の峠道をハイキングしながら高低差や歩行スピードをチェックしてみたのだが、たまたまの発案だったのでジーンズにカッターシャツという服装。外見はまったくハイカーではなく道に迷った人としか見えなかったようだ。

通りかかったクルマのドライバーに、「乗りますか?」と声をかけられ、「あ、はい」とごく自然の成り行きでヒッチハイクしてしまった。もちろんとっさのことでGPSはオン状態のまま。ふもとで降ろしてもらって頭を下げてお礼を言ってからようやくGPSをオフに。つまりクルマで快適に峠道を下山しているときもガジェット側は記録を取り続けていたのである。

さっそくBluetoothを経由してスマホの「connect.garmin」アプリにデータを同期させて、帰路の北陸新幹線の中でパソコンを立ち上げて「connect.garmin.com」を閲覧してみた。スマホでもパソコンでもどちらかで同期したら、あとはどちらでも同じデータを閲覧できるのでとても便利だ。

で、ヒッチハイク後にスピードが一気に高くなっているのかと思ったら、平均時速は歩いているときと同じだった。理由は定かではないが、ヒッチハイクしたクルマは少なくとも時速40kmで下り坂を走っていたわけで、ハイキングやランでそのスピードを出すのは不可能。ガジェットが歩いていないと判断してデータ収集が不完全になったのではと推測できる。

◆自分好みに仕立て上げていく楽しみ、それがガーミンガジェット

最後に画面のカラー表示。デフォルトではモノクロだが、カラーの差し色も選択できる。これはアクティビティとして「ラン」や「バイク」を選択すると、選択した種目によって差し色が変わるのだ。あらかじめ各種目が色指定されているという仕組みだ。例えばランは赤、トレールランはオレンジ、バイクは緑。ただし「ランばかりしているけど差し色は緑にしたい」という好みの人は、アクティビティの設定で、ラン選択時の色を緑に変更すればいい。

「もっと簡単にしろよ」と文句を言う人もいると思うが、ガーミンガジェットはどれも個性的で、それを自分好みに仕立て上げていくという楽しさもある。まったくもう、本国サイドの開発者はそんな仕組みを楽しんでいるかのようで、手にしてしまったこちら側も楽しまなくちゃ始まらない。

《山口和幸》

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