【グッドウッド16】マセラティ初のSUV、レヴァンテ …ヒルクライムに出走

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マセラティ レヴァンテ
マセラティ レヴァンテ 全 3 枚 拡大写真

イタリアの高級車メーカー、マセラティは6月13日、英国で6月23日に開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」のヒルクライムに、新型SUVの『レヴァンテ』が出走すると発表した。

レヴァンテは2016年3月、スイスで開催されたジュネーブモーターショー16で初公開。同車は、マセラティの100年以上の歴史において、初のSUV。レヴァンテのデザインは、マセラティブランドとイタリアらしさを明確に表現したもの。フロントマスクは、マセラティ車に共通するアグレッシブなデザイン。フロントフェンダーの3連エアダクトも、マセラティの象徴。

欧州仕様には、ガソリンとディーゼルを用意。ガソリンは、3.0リットルV型6気筒ツインターボで、2種類のチューニングが存在。標準グレードの「レヴァンテ」は、最大出力350hpで、0-100km/h加速6秒、最高速251km/hの性能。高出力版の「レヴァンテS」は、最大出力が430hpに引き上げられ、0-100km/h加速5.2秒、最高速264km/hのパフォーマンスを発揮する。排出ガス性能は、ユーロ6に適合。

トランスミッションは8速AT。「Q4」と呼ばれるインテリジェントな4WDシステムを組み合わせる。車台は、『クアトロポルテ』および『ギブリ』用がベース。サスペンションはフロントがダブルウイッシュボーン、リアがマルチリンク。エアスプリングは5種類の車高が選択可能。前後の重量バランスは50対50と理想的なバランスが追求された。

このレヴァンテが、英国で6月23日に開幕するグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード名物のヒルクライムに出走する予定。全長およそ1.8kmのヒルクライムコースを一気に駆け抜け、そのパフォーマンスを来場者にアピールしていく。

《森脇稔》

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