【ジャガー F-PACE】ジャガー初のSUVは「究極の実用的なスポーツカー」

自動車 ニューモデル 新型車
ジャガー F-PACE
ジャガー F-PACE 全 8 枚 拡大写真

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは6月13日よりジャガー初のSUV『F-PACE』の本格受注を開始した。それに伴い、横浜赤レンガ倉庫(神奈川県横浜市)において、“THE JAGUAR WEEK”を19日まで開催する。

F-PACEという名前について、同社マーケティング・広報部ディレクターの若林敬市氏は、「ジャガーブランドが創設されたときの理念は、Grace Pace and Space(優雅さ、速さ、広さ)だ。この広さを兼ね備えたSUVモデルにあえて速さを意味するPaceをつけている」と述べる。『F-TYPE』などのスポーツカーは“TYPE”という名称がつくように、SUVは今後“PACE”を名乗る。

なぜSpaceではなくPaceとしたのか。若林氏は、「我々のタグラインはTHE ART OF PERFORMANCE。ジャガーはパフォーマンスを大事にしていることからあえて、PACEとした」と説明する。

更に、F-PACEは「究極の実用的なスポーツカーだと定義し開発した」と若林氏。「従って、見た目、乗った感じ、座り心地すべてがスポーツカー、F-TYPEを彷彿させるものに仕上がっている」と述べた。

日本へは2リットル直列4気筒ディーゼルターボと、3リットルV6ガソリンスーパーチャージャーエンジンが導入される。価格は639万円から。

F-PACE導入により、新生ジャガーのフルラインナップが一通り出揃ったことになる。これに伴い6月19日まで、横浜赤レンガ倉庫において、ジャガー・ジャパン史上最大規模のイベント、“THE JAGUAR WEEK”が開催される。

ここでは、F-PACEをはじめとした新生ジャガーが一堂に展示されるほか、実車の試乗、イギリスのカルチャーが体験できるポップストアなどが出店される。そして、F-PACEが大きな球体の中を駆け巡る、ウォールドライブを日に数回開催する予定だ。

また、18日にはフィナーレイベントも同開場にて開催される。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. タワーバーだけじゃない! ボディ補強パーツの最新事情と乗り味革命~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る