ホンダ、差圧式電解方式による高圧水素製造システムで発明表彰を受賞

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スマート水素ステーション(参考画像)
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ホンダは、同社技術者が小型水素ステーション向け「差圧式電解方式による高圧水素製造システムの発明」で、「平成28年度全国発明表彰 日本商工会議所会頭賞」を受賞すると同時に、同社も「発明実施功績賞」を受賞したと発表した。

全国発明表彰は、発明協会が日本の科学技術の向上と産業の発展に寄与することを目的に設立。独創性に富む優れた発明を完成させ、実施化および指導、奨励、育成に貢献した個人または団体を称えるために開催している。

今回、本田技術研究所 四輪R&Dセンターの岡部昌規氏、中沢孝治氏、樽家憲司氏の3名が「差圧式電解方式による高圧水素製造システムの発明」の業績で日本商工会議所会頭賞を受賞した。

差圧式電解方式による高圧水素製造システムは、燃料電池自動車(FCV)に水素を充填可能とする小型高圧水素製造供給装置。機械式コンプレッサーを用いた従来の小型水素供給装置に比べ水素昇圧に必要なエネルギーロスを約4分の1に低減、システムの小型化も達成した。これらの業績が小型水素ステーションの設置推進や水素社会の実現に向け貢献した点が高く評価された。

《纐纈敏也@DAYS》

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