欧老舗オーディオ QUARTORIGO テンポシリーズ「プレスト」を聴く

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ヨーロッパ老舗ブランドSifoni /Quatorigo テンポシリーズ「プレスト」を聴く!
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欧州には屈指のカーオーディオ・ブランドが数多くある。シンフォニは、ヨーロッパを代表する老舗メーカーとして急成長。一昨年、社名をシンフォニからクワトロリゴ(QUARTORIGO)とブランド名を変更した。

同社はイタリア中部マチェラタの地にて1997年に設立。音楽愛好家のために良い製品作りに専念し、パワーアンプ、スピーカー、アクセサリー類を展開する。クワトロリゴとは五線譜のバス記号が附される位置、4番目を表す言葉や4弦楽器のことをという。同社のスローガンは "Music for Lovers"を掲げている。音楽を深く敬愛する同社の意気込みが感じられる。

パワーアンプは、大きくわけて3つの流れから成る。最上級に位置する「ラ・プリマシリーズ」。ほか「テンポシリーズ」と「イゾールディオ」がある。工芸王国イタリアの秀逸なデザインが第一印象でシンプルなアルミ造形、ヘアライン仕上げと飽きのこないデザインが第一印象だ。

テンポシリーズのナインアップの中で最もコンパクトなフォルムのプレストをご紹介したい。

プレストの筐体寸法は226mm×(幅)40mm(厚)×187mm(横)と、非常ににコンパクト。同シリーズの中でもっとも小型で約B5サイズの大きさ。また同シリーズは、厚さ40mmとスリムでこのような薄型は、近年の小型軽量アンプを打ち出すメーカーと同じく、取り付け場所を選ばない理由からで、シート下や見せるインストールにも有効といえる。ハンドメイド自社生産を徹底。1台1台、調整測定を行い20日間のプロセスを得て出荷される。大量生産ではなく少数精鋭主義を貫いている。

さて気になるサウンドは、日本メーカーとは異なる音色を奏でてくれる。エンジニアが求める音創りの傾向、回路技術、部品の違いもあるだろうが、イメージするラテン系の華やいだという印象ではないようだ。スピーカーを端正に駆動するドライブ感、華やかな一面も時には見せるのだが、決して押し付けがましい誇張した感じはない。楽器が放つ時の立ち上がりや引き際がとてもスムーズで輪郭を曖昧にしないところもいい。このへんは、気難しいスピーカーと組み合わせでも嫌なアクセントを露出しないと想像する。

ヨーロッパ老舗ブランドSifoni /Quatorigo テンポシリーズ「プレスト」を聴く!

《永松巌》

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