【グッドウッド16】マクラーレン P1 GTR に2000馬力仕様…ヒルクライム最速狙う
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2015年3月、ジュネーブモーターショー15でデビューしたP1 GTR は、マクラーレンのラインナップの頂点に位置するスーパーカー、『P1』のサーキット専用車。P1 GTRは、市販車のP1対して、大型のリアウイングなど、アグレッシブなエアロダイナミクスボディを採用。
3.8リットルV型8気筒ツインターボエンジンと、ハイブリッドシステムの「IPAS」(インスタント・パワー・アシスト・システム)は、専用チューニング。システムトータル出力は、916psから1000psへ、84ps引き上げられた。
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード名物のヒルクライムに出走するのが、P1 GTRの2000馬力仕様。英国に本拠を置くランザンテ社が手がけた1台。同社は1995年のルマン24時間耐久レースに、マクラーレンのセミワークスとして、『F1 GTR』を擁し参戦したことで知られる。
そのハイライトは、P1 GTRのパワーを2000馬力へ倍増させた点。さらに、本来サーキット専用車であるP1 GTRを、ランザンテ社は公道走行可能な仕様に改造している。ランザンテ社はこの2000馬力仕様のP1 GTRで、グッドウッドのヒルクライム最速タイムを狙う。
《森脇稔》