ZF、8速デュアルクラッチ生産開始…ポルシェと共同開発

自動車 ビジネス 企業動向
8速デュアルクラッチトランスミッションの生産開始式典に出席したZFとポルシェの首脳
8速デュアルクラッチトランスミッションの生産開始式典に出席したZFとポルシェの首脳 全 1 枚 拡大写真

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ZFは6月16日、新開発の8速デュアルクラッチトランスミッションの生産を開始した。

この8速デュアルクラッチトランスミッションは、ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェと共同開発されたもの。ZFは市販車に関して、ポルシェと協力している。

また、「ポルシェ・モービル1 スーパーカップ」や多くの国際的な「ポルシェ カレラカップ」向けの特注のショックアブソーバーや競技用クラッチについても、ポルシェと共同開発してきた。

今回、ZFのドイツ・ブランデンブルク工場において、8速デュアルクラッチトランスミッションの生産を開始。ZFは同工場に、1億ユーロ以上を投資し、効率に優れるトランスミッションの生産体制を築いてきた。

ZFのシュテファン・ゾンマーCEOは、「4WD車からプラグインハイブリッド車(PHV)まで、新開発の8速デュアルクラッチトランスミッションが、スポーツカーに最高の柔軟性をもたらす」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  5. 原付スポーツカーを受注生産!日本一周4万6000km走破の実力、ICOMAが提案する「おもちゃ箱」のようなモビリティ…ジャパンモビリティーショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る