JAXA、ソーラー電力セイル探査機の公開実験…7月13日

宇宙 テクノロジー
今回使用するのは、電力セイル全体の1/4(1ペタル)
今回使用するのは、電力セイル全体の1/4(1ペタル) 全 2 枚 拡大写真
宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所は、7月13日に相模原市立総合体育館で、ソーラー電力セイル探査機の公開実験を実施すると発表した。

宇宙科学研究所では、ソーラー電力セイル探査機による木星トロヤ群小惑星探査計画の実現に向けて、探査機システム、搭載機器の検討・開発・試験を進めている。特に、計画のキモとなる「電力セイル」は、実寸大モデルを2014~2015年度にかけて製作し、その製作手順を確認した。

今回、この実寸大モデルを相模原市の体育館で広げ、製作精度の確認と電力セイル上搭載機器の貼り付け作業を、一般に公開した状態で実施する。

まず電力セイルの展開作業とミッションを説明して電力セイル上搭載機器の貼り付け作業を行う。計画全体や今回行う実験についても説明する。

実験では、電力セイル1ペタルを広げ、寸法計測を行うとともに、電力セイルに搭載機器を貼り付ける。2010年に打ち上げた、小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」の電力セイルも同時に広げる予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  2. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  3. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  4. メルセデスベンツ『Gクラス』、オープン「カブリオレ」復活へ
  5. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る