マツダ、石綿含有建物の対策工事を本社工場で実施

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マツダ本社工場の組み立てライン
マツダ本社工場の組み立てライン 全 1 枚 拡大写真

マツダは、2016年6月から約1年間かけて、本社工場内の石綿含有建物4棟の抜本的な対策工事を実施すると発表した。

今回の工事は、構内作業従事者の石綿健康被害の将来リスクを未然に防ぎ、あわせて近隣住民の安心をより確実なものとするために実施するもの。

対象となる建物は、本社工場宇品東地区の第2製品庫、第3製品庫、車体B棟ならびに組立B棟。これらの建物は、国の定める石綿障害予防規則にもとづき、2006年に補修工事を行うとともに、これまで外部専門業者による年4回の目視点検と年2回の石綿濃度測定を実施するなど、計画的に維持・管理してきた。しかし、広島中央労働基準監督署から、石綿粉じんにばく露するおそれのある建物について、抜本的対策を加速するよう指導があり、それを受け、対応・対策を強化・加速していく。

なお、マツダの石綿含有建物における大気中の石綿濃度は、法令による基準を大幅に下回る通常の大気中と同レベルで推移。従業員等の健康への影響についても、従来から定期的に健診を行い、問題ないことを確認している。

《纐纈敏也@DAYS》

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