【ルマン24時間 2016】6時間経過…小林可夢偉がファステストラップ、6号車トヨタが再びトップ

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2016ルマン24時間レース
2016ルマン24時間レース 全 9 枚 拡大写真

現地時間の18日15時にスタートした2016ルマン24時間レースは、全体の4分の1に当たる6時間が経過。6号車トヨタがトップに浮上している。

3時間を経過した時点では、6号車トヨタ、8号車アウディと三つ巴のバトルを繰り広げていたが、ベルトラン・ハートレーがスパートをかけライバル2台を引き離しにかかった。3時間30分を経過したところでピットインし、元F1ドライバーのマーク・ウェバーに交替。74周目には3分21秒816のファステストラップを叩き出し、さらにアドバンテージを作って行っている。

一方、2番手に浮上した6号車トヨタは3時間40分を経過したところでピットイン。今年から同チームのレギュラードライバーとなった小林可夢偉が乗車。着実に追い上げにかかった。

スタートから4時間を過ぎると、1号車と6号車のトップ争いという展開に。さらに両者のピット戦略にも差が出始めている。ここまで13周で1回ピットに入るというサイクルで走っているポルシェ、アウディ勢に対し、トヨタ勢は1周多い14周で1回ピットというサイクル。これが定着し始めた4時間前後から1号車がリードを築き始めているが、このままいけば6号車はピット回数を少なくすることができる。そのため、まだまだトヨタ勢もチャンスがある状態となっている。

そのチャンスを少しでも大きくするべく可夢偉も力走。80周目には3分21秒831を記録すると、翌周も3分21秒445を叩き出し、ファステストラップを更新。一気に1号車に対してのタイム差を広げ82周終わりにピットイン。ここで再び1号車にトップの座を譲ることになったが、それまで30秒以上あった差を15秒にまで短縮。勝負どころでの彼の速さが際立った瞬間だった。

6時間を経過する直前で1号車が先に7回目のピットストップを行ったため、6号車が再びトップに立っている。

LMP2クラスでも日本人ドライバーが奮闘中。No.4646ティリエ バイ TDSレーシングから参戦する平川亮。序盤からチームメイトが着実に追い上げ、彼の担当スティントでクラストップに浮上。順調に秋雨回を重ねている。また松田次生が乗り込むNo.47KCMGも3番手を走行。表彰台が狙える位置につけている。

2016ルマン24時間レース 6時間経過時点 順位
1.#6トヨタ(92周)
2.#1ポルシェ(+1分05秒)
3.#5トヨタ(+1分27秒)
4.#8アウディ(+1分41秒)
5.#2ポルシェ(+2分41秒
6.#13レベリオン(4周遅れ)
7.#7アウディ(6週遅れ)

《吉田 知弘》

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