【カーグッズ】“ママの使いやすさ”で選ぶチャイルドシート

自動車 ビジネス 国内マーケット
GRACO・マイルストーン
GRACO・マイルストーン 全 1 枚 拡大写真

カー用品全般の中から、注目のキーワードや注目すべき新製品をピックアップしてご紹介している当コーナー。今月のお題は「チャイルドシート」だ。購入時に見極めるべきポイントを、1つ1つ解説している。今週は、“ママの使いやすさ”をテーマに、傾向と対策を分析していく。

「チャイルドシート」選びにおけるポイントとしてここまで、“ISOFIX対応”と、“安全性能”について解説してきた。今週は、それらに続くチェックポイントとなる、“ママの使いやすさ”について分析していく。

“ママの使いやすさ”に関する機能はさまざまある。まずあげるべきは、「回転機能」だ。高級機に取り入れられることが多くなってきたこの機能は、乗せやすさ、降ろしやすさに大きな影響を与える。1回のドライブの、最初と最後の瞬間に関係するだけ、ではあるが、チェックしておいて損のない機能であることは確かだ。

なお、その扱いやすさについても、メーカーごとに工夫が凝らされている。回転レバーを左右に付ける等、回しやすさについてのもうひと工夫がなされている場合もあるのだ。「回転機能」の有る無しをチェックする際には、盛り込まれている付加要素についても確認しておきたいところだ。

その他では、シート自体がしっかりと固定できているかが確認できる機能も、あるとうれしい機能の1つだ。さらには、お子さんの体をホールドするベルト等の固定のしやすさについても、工夫を凝らしているモデルがある。そのあたりもチェックしておくと、機種の絞り込みに役立つだろう。

さらには、洗濯が可能かどうか、もチェックしたいポイントだ。汚れやすい部分が取り外し可能になっていて、しかもそれぞれが丸粗いできるようになっているならば、衛生的な観点で安心感が高まる。メンテナンスのしやすさも、吟味したいポイントである。

“ママの使いやすさ”についても、高級機になるほど搭載機能が増えていく傾向がある。機能を優先させるか割り切るか、各機の特長を見極めながら、各機能の必要度を判断していきたい。

さて次週は、“子どもにとっての快適性”について考えていく。「チャイルドシート」の購入予定のある方は、次週もお読み逃しなきように。

【カーグッズ・アトランダム】「チャイルドシート最新事情」 パート3 “ママの使いやすさ”

《太田祥三》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る