第一次「女性ドライバー応援企業」を認定…2020年に1.4万人に倍増

自動車 ビジネス 国内マーケット
国際自動車 らくらくお買い物サポート(参考画像)
国際自動車 らくらくお買い物サポート(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、タクシー事業における「女性ドライバー応援企業」の第一次認定に当たり6月20日、認定セレモニーを開催する。

タクシーは、利用者ニーズに応じてドア・ツー・ドアの輸送サービスを24時間提供する重要な公共交通機関だが、高齢化社会によるドライバー不足や、男性に依存した就業構造が課題となっている。

一方で、タクシードライバーは、柔軟な労働時間の設定が可能で子育てとの両立も図れ、女性の活躍が見込まれる。また、タクシーは地域に密着したサービスで、タクシー事業への新規就労・定着は、地域での雇用の増加、経済の活性化に貢献する。

このため、タクシー事業における労働力不足の解消に向けた女性の新規就労・定着を図るため、女性ドライバーの採用に向けた取り組みや、子育て中の女性が働き続けることのできる環境整備を行っている事業者を、国が支援・PRするため、認定制度を創設した。

認定制度では、認定事業者を国土交通省のウェブサイトで紹介するほか、「女性タクシー運転者の新規就労・活躍推進に関するモデル事業業務」(2015年度)の報告書と関連冊子、キャラクターの使用権を提供する。

交通計画基本計画では、2013年に6700人いる女性ドライバーの数を2020年には約1万4000人と倍増させる計画。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る