PSA、シトロエンの新型クロスオーバー生産へ…仏工場

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PSAグループのフランス・レンヌ工場
PSAグループのフランス・レンヌ工場 全 2 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、PSAグループは6月20日、フランスのレンヌ工場に投資し、2018年までにシトロエンの新型車の生産を開始すると発表した。

今回の発表は、PSAグループの新中期経営戦略、「Push to Pass」の一環。この戦略では、34車種の新型車を投入し、世界市場でのシェア拡大を目指す。

フランスのレンヌ工場には、1億ユーロを投資。2018年までに、シトロエンの新型車の生産を始める。この新型車は、PSAグループの「EMP2」車台をベースに開発されるクロスオーバー車となる。

また、この新型クロスオーバー車は、レンヌ工場において、プジョー『5008』の次期モデルや、シトロエンのEV、『Eメアリ』とともに製造される予定。この3車種の生産が開始されれば、同工場の年産台数は現在の6万台から10万台へ、およそ60%引き上げられる見通し。

PSAグループ取締役会のカルロス・タバレス会長は、「レンヌ工場での新型車生産の決定は、すべての関係者が工場の将来を守るために、協力していくことで合意したことを示すもの」と述べている。

《森脇稔》

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