【グッドウッド16】日産 GT-R の2017年型、ヒルクライムに出走へ

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日産 GT-R の2017年型
日産 GT-R の2017年型 全 4 枚 拡大写真

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードの主催団体は6月17日、同イベントのヒルクライムに、日産『GT-R』の2017年モデルが出走すると発表した。

日産自動車は2016年3月、米国ニューヨークモーターショー16において、GT-Rの2017年モデルを初公開。2007年の発売以来、最大規模となる内外装のデザイン変更だけでなく、新技術の採用によるさらなるドライビングパフォーマンスの向上を図った。

GT-Rの心臓部、「VR38DETT」3.8リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンは、さらなるパワーを追求。気筒別点火時期制御を採用するなどして、最大出力570ps/6800rpm、最大トルク64.6kgm/3300-5800rpmを獲得する。このスペックは、現行の550ps、64.5kgmに対して、20ps、0.1kgmの上乗せとなる。

6速デュアルクラッチトランスミッションにも改良を施し、円滑なシフトチェンジと変速時のノイズ低減を追求。中速から高速域(3200rpm以上)において、スムーズな加速を実現した。また、電子制御バルブを搭載し、軽量化にも貢献する新設計のチタン製合金マフラーに加え、アクティブサウンドコントロールを採用。従来にない心地よいエンジンサウンドを提供する。

2017年モデルでは、コーナリング性能がさらに進化。ボディ剛性の向上により実現したよりしなやかで正確に動くサスペンションが、新デザインの20インチのY字スポークアルミ鍛造ホイールを装着したタイヤの接地性能を引き上げ、高速走行時の安定性を向上させた。

この2017年モデルのGT-Rが、グッドウッド名物の全長およそ1.8kmのヒルクライムに出走することが決定。ドライバーには、ヤン・マーデンボロー選手を起用。同選手は2014年のグッドウッドのヒルクライムにおいて、『GT-R NISMO N-Attack』で、49秒27の新記録を打ち立てている。

《森脇稔》

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