西武鉄道と秩父鉄道、西武秩父発のSL列車再び運転…7・8月の2日間

鉄道 企業動向
5月に運転された西武秩父発の臨時SL列車が7月20日と8月27日に再び運転される。
5月に運転された西武秩父発の臨時SL列車が7月20日と8月27日に再び運転される。 全 2 枚 拡大写真

西武鉄道と秩父鉄道は6月22日、西武秩父駅(埼玉県秩父市)を発車する臨時SL列車を7月20日と8月27日に運行すると発表した。5月に実施した西武秩父発の臨時SL列車が好評だったとして、再び企画した。

前回と同様、臨時SL列車は秩父鉄道のSL列車『パレオエクスプレス』で使用している蒸気機関車と客車を使用するが、復路の運転区間は秩父鉄道の秩父駅から長瀞駅に変更。7月20日は西武秩父12時15分発~三峰口12時45分着・14時00分発~秩父14時29分着~長瀞15時00分着、8月27日は西武秩父12時19分発~三峰口12時50分着・14時03分発~秩父14時33分着~長瀞15時05分着の時刻で運行される。西武秩父駅への入線時刻は両日とも11時29分になる。

今回も西武秩父駅の2・3番線ホームに臨時SL列車と西武特急レッドアローの10000系電車を並べて停車させ、10000系電車はイベント参加者用の休憩スペースとして利用できるようにする。また、7月20日は秩父川瀬祭が行われることを記念し、川瀬祭にちなんだヘッドマークを臨時SL列車に取り付ける予定だ。

参加に際しては、事前に「『臨時SLパレオエクスプレス』フリープラン」と題した旅行商品(5400円)を西武トラベルから購入する必要がある。申込みは西武トラベルのウェブサイトでのみ受け付ける。7月20日実施分は6月29日から7月8日まで、8月27日実施分は7月25日から8月18日まで受け付ける予定だが、募集定員(各日300人)に達し次第、販売を終了する。

《草町義和》

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