英自工会「EUにとどまるのが望ましい」…国民投票前に声明

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英国製の主な乗用車
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6月23日(日本時間6月24日)、英国で行われるEU(欧州連合)から離脱するか残留するかを問う国民投票。これを前に、英国自動車工業会(SMMT)が声明を出している。

これは6月20日、英国自動車工業会が明らかにしたもの。「EUにとどまることが、英国自動車産業の将来にとって、望ましい」との声明を発表している。

英国自動車工業会は、その理由として、英国がEUから離脱した場合、関税の減免がなくなり、生産コストが上昇することなどを挙げる。

なお、英国に生産拠点を置く主要自動車メーカーは、BMWグループのMINIとロールスロイス、ジャガー・ランドローバー、ベントレー、トヨタ、ホンダ、日産など。英国自動車工業会によると、会員企業の77%が、英国はEUにとどまるのが好ましいとの立場だという。

英国自動車工業会のマイク・ホーズ チーフエグゼクティブは、「英国がEUに残留することが、英国自動車産業の独自性や成功を維持することにつながるだろう」と述べている。

《森脇稔》

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