横河ディジタルとマックシステムズ、自動車産業向け計測・適合開発支援ツールで協業

自動車 テクノロジー 安全
横河ディジタルコンピュータ(WEBサイト)
横河ディジタルコンピュータ(WEBサイト) 全 1 枚 拡大写真

横河ディジタルコンピュータは6月28日、「LabVIEW」をカスタマイズした自動検査装置やHILSシステムの設計ノウハウを持つマックシステムズと自動車産業における計測・適合開発支援ツール分野で協業展開していくと発表した。

近年、自動ブレーキやパーキングアシストなど、様々なADAS(先進運転支援システム)機能が量産車にも搭載されるようになり、信頼性と高精度な制御が求められている。ADAS機能の進化に伴い複数ECU間のきめ細かい協調制御が必要になり、高精細な計測や高度な検証、効率的で信頼性の高い開発手法が必要不可欠となっている。

今回、ECU向け複合計測機「RAMScopeシリーズ」を製造・販売する横河ディジタルコンピュータと、自動車産業向けHILS環境構築にノウハウを持つマックシステムズが協業展開。新たなソリューションを展開することで、自動車産業分野の計測・テスト・検証フェーズで求められている、ユーザカスタマイズされた複合計測システムの提案・提供を実現していく。

両社は協業の第一弾ソリューションとして、「RAMScope」を使い、実ターゲット(ECU)の内蔵RAMデータをリアルタイムにサンプリングして「LabVIEW」に直接取り込み、表示・解析するデモンストレーション環境を提案。一貫性のある連携と、より実車に近いデモンストレーション環境を再現することで、ADAS分野等における計測・テスト・検証フェーズに貢献する。

同ソリューションは、6月29日から7月1日にポートメッセなごやで開催される「人とクルマのテクノロジー展2016 名古屋」に参考出展する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  5. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る