トヨタ プリウス などのリコール、米国に拡大…カーテンエアバッグに不具合

自動車 ビジネス 海外マーケット
トヨタ・プリウス(米国仕様)
トヨタ・プリウス(米国仕様) 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車が6月29日、国土交通省に届け出た『プリウス』などのリコール(回収・無償修理)。このリコールが、米国市場にも拡大した。

画像:トヨタのリコール対象車

これはトヨタの米国法人、米国トヨタ販売が明らかにしたもの。「トヨタとレクサスのおよそ48万2000台について、リコールを行う」と発表している。

今回のリコールは、カーテンシールドエアバッグ用のガス封入式インフレータの不具合が原因。インフレータパイプの洗浄が不充分なために、溶接部に亀裂が入る可能性がある。そのため、車内温度が上がると溶接部が破れ、破片の一部が室内に飛び出す恐れがある

米国市場でリコールの対象となるのは、トヨタ『プリウス』2010-2012年モデル、『プリウスPHV』2010および2012年モデル、レクサス『CT200h』2011-2012年モデルの3車種。米国で販売されたおよそ48万2000台が、リコールに該当する。

米国トヨタ販売では、対象車を所有する顧客に連絡。販売店において、飛散防止用のプロテクタを取り付けるリコール作業を行う。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  4. 11/28【無料】CES2026予習&復習セミナー「前回レポートでの振り返りと今年の見どころを紹介」
  5. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る