三菱自、「改革室」を設置…燃費不正再発防止、山下副社長直属

自動車 ビジネス 企業動向
日産自動車・山下光彦副社長(資料画像)
日産自動車・山下光彦副社長(資料画像) 全 1 枚 拡大写真

三菱自動車は7月1日、燃費不正再発防止策として、日産自動車から開発部門トップに迎え入れた山下光彦副社長の直属組織として「事業構造改革室」を設置したと発表した。

事業構造改革室は、再発防止策の着実な実行を主導しフォローアップの役割も担う組織で、問題の起こった開発本部の幹部に加え、品質統括本部や監査本部の幹部を含めたメンバーで構成。室長は同日付で、山下副社長自身が就任し、陣頭指揮を執る。

三菱自動車は今後、事業構造改革室の活動を通じ、再発防止策に盛り込んだ開発部門の透明性確保や恣意性の排除、自浄・主体意識の向上、検証体制の強化を実行・モニタリングしていく。また同社は外部有識者による特別調査委員会から報告を7月末頃に受ける予定だが、これを踏まえた再発防止策の追加策定も同室で行う。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 旧型Z34『フェアレディZ』用車高調がリニューアル、ブリッツ「DAMPER ZZ-R」シリーズがDSC Plusに対応
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る