国土交通省、FCVに国際基準を採用へ…保安基準を改正

自動車 社会 行政
トヨタ MIRAI(ミライ)
トヨタ MIRAI(ミライ) 全 3 枚 拡大写真

国土交通省は、道路運送車両の保安基準を一部改正して水素燃料自動車(FCV)の基準に国際基準を採用した。

自動車の安全基準について、自動車の安全を確保しつつ、国際的な整合も確保するため、日本は国際連合の「車両等の型式認定相互承認協定」に1998年に加入し、現在、相互承認協定に基づく規則について段階的に採用を進めている。

今回、協定規則のうち、新たに「水素燃料自動車の安全基準に係る協定規則」、「フルラップ前面衝突時の乗員保護に係る協定規則」を採用する。

これらを受けて、道路運送車両の保安基準について改正する。具体的には、圧縮水素ガスを燃料とする自動車に備える燃料配管に関し「水素燃料自動車の安全基準に係る協定規則」の技術的な要件に適合しなければならないこととする。

また、衝突試験後の燃料漏れ要件についてフルラップ前面衝突試験方法を「フルラップ前面衝突時の乗員保護に係る協定規則」に整合させる。

水素燃料自動車の安全基準に係る協定規則の新型車適用は2018年9月1日から。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る