16年上半期の新車総販売台数は4.8%減と2年連続のマイナス

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日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が7月1日に発表した2016年上期(1~6月)の新車販売統計(速報)によると、総販売台数は前年同月比4.8%減の254万7354台となった。

登録車はプラスに浮上したものの、増税などの影響で軽自動車は2ケタ減となった。上期のマイナスは前年に続いて2年連続。このうち登録車は前年同期比0.7%増の164万1875台と、横ばいレベルながら2年ぶりの増加となった。月次では4月から3か月連続でプラスが続いており、14年4月の消費税増税の影響による落ち込みからの回復を見せている。

しかし、軽自動車は13.4%減の90万5470台と大きく落ち込み、市場全体の足を引っ張った。上期では2年連続のマイナス。15年4月に1.5倍となった「軽自動車税」増税に伴う駆け込み需要の反動が長期化している。また、4月以降は三菱自動車工業とスズキの燃費データ不正が発覚した影響も出た。軽は月次でも15年1月から1年半にわたってマイナスが続いている。

《池原照雄》

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