集団登校中の小学生をひき逃げした運転者、車内で自殺を図る

自動車 社会 社会

6月30日午前7時30分ごろ、岐阜県海津市内の市道を走行していた乗用車が道路右側の路肩を歩いていた集団登校中の小学生に突っ込む事故が起きた。この事故で児童8人が軽傷。クルマは逃走したが、警察は60歳代の男性から事情をきいている。

岐阜県警・海津署によると、現場は海津市海津町馬目付近で車線区別のない幅員約3.5mの緩やかなカーブ。乗用車は減速しないままカーブに進入して逸脱。道路右側の路肩を歩いていた集団登校中の小学生9人に突っ込んだ。

この事故で児童8人が路外に転落するなどして打撲などの軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。警察が周辺捜索を行ったところ、同市の市役所駐車場内で衝突痕のあるクルマを発見。車内では60歳代の男性が腹部を刃物で刺すなどの自傷行為をしており、警官の呼びかけに応じなかったことから、ドアガラスを破壊して身柄を確保。病院へ収容している。

警察では事故を起こした後に自殺を図ろうとした可能性があるとみて、男性の回復を待って自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る