ホンダ車の異常破裂リスクは5割…米運輸省「すぐに修理を」

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タカタのエアバッグリコール対象となっているホンダ アコード(資料画像)
タカタのエアバッグリコール対象となっているホンダ アコード(資料画像) 全 1 枚 拡大写真

タカタ製のエアバッグの不具合による追加リコール(回収・無償修理)。米当局が、該当するホンダ車の顧客に対して、リコール作業を終えるまで運転しないよう、呼びかけている。

これは6月30日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。運輸省のアンソニー・フォックス長官は、「直ちに販売店で、修理を行うべき。そうでないなら、運転してはいけない」と警告している。

今回の発表は、米当局の新たなテストの結果、タカタ製エアバッグインフレータを採用するホンダとアキュラの合計7車種について、異常破裂のリスクが高いことが判明したため。

NHTSAによると、ホンダとアキュラの2001-2003年モデルの一部車種で、タカタ製エアバッグの異常破裂の可能性がとくに高い。ホンダブランドは『シビック』の2001-2002年モデル、『アコード』の2001-2002年モデル、『CR-V』の2002年モデル、『オデッセイ』の2002年モデル、『パイロット』の2003年モデル。アキュラブランドでは、『TL』の2002-2003年モデル、『CL』の2003年モデル。

運輸省のアンソニー・フォックス長官は、「事故の際、エアバッグが異常破裂する危険性は50%もある。これらの車両は安全ではない。すぐに修理する必要がある」とコメントしている。

《森脇稔》

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