東京~父島間を運航する新造船「おがさわら丸」が竣工し、7月2日に小笠原海運の東京(竹芝)=父島航路に就航した。
「おがさわら丸」は、東京=父島間の約1000kmを航海し、島民や観光客を運ぶ唯一の定期船。島民の生活物資の輸送、農業・漁業産品の移出を担っている重要な航路となっている。
新造船「おがさわら丸」は、1997年から19年間にわたって就航してきた先代・おがさわら丸に代わって、7月2日に父島に向け初就航した。所要時間は25時間半かかっていたものが24時間に短縮された。
津島国土交通政務官は6月29日に開催された竣工記念式典に出席し「引き続き小笠原諸島の振興開発、定住促進に向けた取組を着実に進めたい」と述べた。