スバル BRZ、大幅改良で加速性能向上…内外観も刷新

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スバル BRZ
スバル BRZ 全 30 枚 拡大写真

富士重工業は、スバルのFRスポーツ『BRZ』を大幅改良し、8月1日より発売すると発表した。

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今回の改良では、吸排気系の効率を高めることでクルマ全体のバランスを保ちながら全域でトルクを向上させ、ドライバーの意思にリニアに反応する加速性能を実現した。あわせてパワーユニットの耐久性を強化。最高出力は7psアップの207ps、最大トルクは7Nmアップ212Nmに向上させた。また、ボディ全体の剛性を強化したほか、足回りはコイルスプリングのバネ定数やダンパー内部構造および減衰力、リヤスタビライザー径などの変更を実施。操舵応答性と操縦安定性、乗り心地を大幅に向上させ、しなやかで上質な乗り味を実現した。

エクステリアは、航空機のウィングチップ(翼端板)をモチーフにした新デザインのバンパーや、フルLEDヘッドランプ/リヤコンビランプを採用。BRZが持つスポーツカーとしての低いフォルムをより強調するとともに、フェンダーガーニッシュや17インチアルミホイール、リヤスポイラーも新デザインを採用することで、全体の質感を向上させた。

インテリアは、インストルメントパネル、ニーパッド、メーターパネルバイザーにレザー調素材を新たに採用した。また、ステアリングホイールは新デザインを採用。小径化、断面形状の最適化に加え高触感革を使うことで操作性とグリップ性を向上させた。さらに、マルチインフォメーションディスプレイ付新メーターパネルを採用したほか、ヒーターコントロールパネルやドアスイッチパネルをカーボン調とすることで、上質なインテリアを実現した。

価格は243万円から302万9400円。

スバルでは、ブレンボブレーキとザックスダンパーを採用した最上級グレード「GT」の発売を2016年秋に予定しており、さらに「GT」をベースとした特別仕様車「イエロー エディション」(100台)の先行予約を7月7日より開始する。

《纐纈敏也@DAYS》

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