スウェーデンのボルボカーズは7月5日、2016年上半期(1‐6月)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は25万6563台。前年同期に対して10.5%増と、2桁の伸びを達成する。
市場別では、最大市場の中国が4万0688台。前年同期比は6.3%増だった。中国に続いたのは、米国。3万6654台を売り上げ、前年同期比は24.8%増と大きく伸びた。
中国では新型『XC90』と、現地生産される『XC60』『S60Lセダン』需要の伸びが後押し。米国では新型XC90の販売が好調で、上半期のベストセラー車に君臨した。
また、日本は上半期、6967台を販売。前年同期比は11.4%増と2桁の伸び率。ボルボカーズは、「新型XC90の好調な販売と、その流れを受けたXC60が前年比36%増となり、販売増に貢献」とコメント。
車種別の上半期実績では、XC60が7万3817台で最量販車に。以下、『V40』シリーズが4万8670台、XC90が4万3911台で続いている。