フォードジャパンは7月8日、タカタ製エアバッグのインフレーターの不具合を原因とするリコールを(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。
対象となるのは『マスタング』1車種で、2006年7月25日から2014年5月16日に製造された2467台。
運転者席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)にて、高い湿度の環境下で温度変化を繰り返すと、ガス発生剤が劣化することがある。そのため、エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損して構成部品が飛散し、乗員が負傷するおそれがある。
改善措置として、全車両、運転席用エアバッグのインフレータを対策品と交換する。なお、インフレータは長期間の温度変化にさらされると劣化することから、古い年式の車両より順に対策品に交換する。
不具合および事故は起きていない。本国からの情報により発見した。