ユーシンが大幅減益、通期見通しの収益も下方修正…2016年5月中間期

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ユーシンが発表した2016年5月中間期(2015年12月-2016年5月)の連結業績は、経常利益が前年同期比55.4%減の2億9600万円と半減した。

売上高は同5.4%減の780億7000万円と減収だった。日本や欧州で一部自動車メーカーからの受注が減少したほか、ブラジル拠点が景気低迷とインフレに伴って低迷した。

収益では、減収に加え、スロバキア拠点で製品不具合対応費用の増加、イタリア拠点の新製品立ち上げコストやドイツ拠点の研究開発コスト増加などの影響があった。

営業利益は同35.0%減の12億7700万円と減益だった。当期損益は16億4600万円の赤字となった。前年同期は1億5600万円の黒字だった。

通期業績見通しは、為替水準の円高進行や欧州、中国経済の不透明感、ブラジルやロシアなどの低迷長期化に加え、自動車業界で安全性や品質、環境基準などを巡って国内外で問題が頻発していることから収益を下方修正した。

営業利益は前回予想より10億円マイナスの40億円、経常利益が10億円マイナスの20億円を予想する。

当期利益は20億円を予想していたが収支トントンとなる見込み。売上高は前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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