【グッドウッド16】メルセデスAMG、「GT R」がヒルクライム…585馬力を解き放つ

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メルセデスAMG GT R
メルセデスAMG GT R 全 7 枚 拡大写真

メルセデスベンツの高性能車部門、メルセデスAMGが6月下旬、英国「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で初公開した『メルセデスAMG GT R』。同車が早速、同イベント名物のヒルクライムに登場した。

メルセデスAMG GT Rは新型スポーツカー、『メルセデスAMG GT』の性能を、さらに高めた最強グレード。「R」の名前を冠して登場したメルセデスAMG GT Rでは、ブースト圧を変更した新しいターボチャージャーの採用をはじめ、吸排気系やエンジンコンピュータなどをチューニング。最大出力は585hp/6250rpm、最大トルクは71.4gm/1900-5500rpmを獲得した。これは、ベース車両の『メルセデスAMG GT S』と比較すると、75hp、5.1kgm強化された計算。

パワフルに進化したエンジンに合わせて、サスペンションやブレーキを強化。新開発のアクティブエアロなど、エアロダイナミクス性能も引き上げられた。フロントグリルは、レーシングカーの『メルセデスAMG GT3』と共通イメージの縦基調とするなど、迫力を増した。

トランスミッションは、7速デュアルクラッチのAMGスピードシフトDCT 7。メルセデスAMG GT Rの動力性能は、0-100km/h加速が3.6秒、最高速が318km/h。メルセデスAMG GT Sと比較すると、0-100km/h加速は0.2秒短縮。最高速は8km/h上回る。

このメルセデスAMG GT Rが、グッドウッド名物のヒルクライムに、早速登場。全長およそ1.8kmのヒルクライムコースにおいて、585hpのパワーを解き放ち、優れたパフォーマンスを披露している。

《森脇稔》

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