大阪・吹田操車場跡地のマンションが着工…2018年以降の順次完成目指す
鉄道
企業動向

吹田操車場跡地は、東海道本線(JR京都線)の岸辺駅付近に広がる土地。1923年6月、貨物列車の組成・入替を行う操車場として開業したが、1984年2月には鉄道貨物輸送の衰退を受け、操車場としては廃止された。
その後、遊休化した土地の一部を使って貨物駅を整備することになり、2013年3月に吹田貨物ターミナル駅が開業。残りの土地も「北大阪健康医療都市『健都』」として国立循環器病研究センター(2018年度完成予定)や複合商業施設、マンション、公園などが整備されることになった。
3社の発表によると、マンションの敷地面積は1万9807.49平方mで、15階建てと20階建てのマンションが整備される。総戸数は824戸。工区は三つに分かれており、まず2018年2月に第一工区の工事が完成する予定だ。
《草町義和》