MVアグスタが堅調---3気筒エンジンが人気

モーターサイクル 企業動向
フラッグシップディーラーのMV AGUSTA 横浜。
フラッグシップディーラーのMV AGUSTA 横浜。 全 23 枚 拡大写真

MVアグスタが順調に日本での業績を伸ばしている。MVアグスタジャパンの広報担当者によると、「5月度における輸入小型二輪車の新規登録台数は前年比21.6%増加、また1月からの累計でも12.6%増加しており好調です」という。そして、その要因をこう分析している。

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「『F4』などのスーパースポーツのイメージが根強かったMVアグスタですが、3気筒エンジンを使った『F3』、『ブルターレ』などのモデルの支持が広がってきたこと。そして今年発売された完全新設計の『ブルターレ800』が、全国で展開している試乗会(MV AGUSTA CAFE)でも大変好評をいただいており、基盤を支えています」

MV AGUSTAの3気筒は、トラクションコントロールによってアクセルとスロットルボディを電子制御する「MVICS(Motor & Vehicle Integrated Control System)」を採用する先進的なエンジン。担当者はこう言う。

「この新世代3気筒エンジンは、機種ごとのセッティング、味付けを施しています。そして、これは私も試乗して感じることですが、回転を上げていった時の官能的なサウンドや加速感は、MV AGUSTAならではのパッションが息づいています。たとえツアラーモデルであっても、走る楽しさ、興奮が味わえる。それがMV AGUSTAです」

いま、国内の正規ディーラーは29店舗あり、そのうちフラッグシップディーラー(MV AGUSTA専門店)は4店、プロショップは1店。徐々にだが、増加傾向にある。

フラッグシップディーラーは、イタリアのMV AGUSTA本社が定める条件と規定をクリアし、直接契約を締結した専売店の最高ランク。東京、横浜、名古屋、福岡にある。また、プロショップは、MV AGUSTA JAPANが定める条件と規定をクリアした専売店を指す。サービス内容はフラッグシップディーラーに準じる。そして専売店ではないものの、MV AGUSTA JAPANが認める条件と規定をクリアした店舗が、北海道から鹿児島まで現在24店舗ある。

MV AGUSTA JAPANではブルターレ800や『ツーリズモ・ベローチェ 800』を対象にした「Passion for The Rideキャンペーン」を実施中で、これは免許取得費用をサポートするというもの。すでに免許を持っている人にはトラベルギフトをプレゼントする。

また、オートバイのレンタルサービスを展開している『レンタル819』とのコラボレーション企画として、MVアグスタの対象モデルを体験できる『Try The MV AGUSTAキャンペーン』もおこない、利用基本料金を20%OFFにしたり、利用者にノベルティを進呈中。

このようにMVアグスタジャパンでは、ブランドの認知度を高め、需要を喚起し、購買へつなげようとさまざまな動きを見せている。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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